ヘッドガスケット抜けの良否判断

またしてもFE71DBDのトラブルであります
今回は水漏れによるオーバーヒート
ドライバーが気づいて車をすぐ止めたそうだが
水温計の針が上がってどの程度走ったか不明

このキャンター2tダンプはEGR本体と
その下にEGRクーラーがあり、ともに冷却水が通る構造CIMG1444.jpgCIMG1443.jpg
クーラー側の太いL型ホースが裂け
周辺のホースも異常に膨らんでおり
ヤバそうなホースはすべて交換
交換後、水を足してみたら8L以上入った
エンジンは大丈夫か?
このエンジンの場合、全容量は15.5Lである。CIMG1447.jpg
試運転後確認すると漏れたクーラントで濡れていた
EGR周辺やシリンダーブロックは全く乾いていない
よく見ると燃料パイプのフレアナットからの漏れを発見
ここのリコールは対策済みだが
どうもこのメーカーはしゃんとしませんね。

これでホースが裂けた根本の原因がハッキリした
フレアナットの増し締めで漏れが止まったのを確認。

最後の確認はヘッドガスケットが抜けていないか
リザーブタンクへ行くホースを外し、水を入れたペットボトルに入れ
ラジエーターキャップは閉め、エンジン始動し
気泡が出なければ大丈夫と判断している
このキャンターの場合は全く出なかった。CIMG1442.jpg
もし、アイドリングの状態で1か2秒間隔位でポコポコ出る程度の気泡なら
ヘッドボルトの増し締めで直る可能性もあるらしいが
それはやった事が無いので何とも言えません。

ガスケット抜けが酷かったり、ヘッドにクラックが入っている場合は
ポコポコどころの騒ぎではない。CIMG1446.jpg
わかりやすい例として、これは亀裂の入ったディーゼルのヘッド
同業者の方なら見慣れた光景だと思う
大抵は吸排気バルブの一番狭い部分に亀裂が入る場合が多い。

他の方法としてガソリンエンジンの場合
排ガステスターを使う方法もあるらしいが
それをやると蒸気を吸い込んで高価なテスターが壊れる場合もあるので
やらない方が良いです。

最後に正常なエンジンでこんな点検はしないと思うので
参考までにうちの代車でやってみた
気泡は全く出ていない。

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